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執筆者の写真sugiknotwood

JOE HENRY BLOOD FROM STARS


先日書いた、コステロとアラン・トゥーサンの「THE RIVER IN REVERSE」のプロデューサー、ジョー・ヘンリーの2009年のアルバム「BLOOD FROM STARS」

「圧巻だ。圧巻。打ちのめされてしまっている。」で始まるライナーノーツ。同感!

ブックレットの表紙と裏表紙は、水俣病も写したW.Eugene Smith(ユージン・スミス)の1952年と1955年の写真を使用。

製鉄所なのか何なのか、工場から立ち上る蒸気や炎。このモノクロの写真の感じが正にこのアルバムの空気。 ハードボイルドの中のロマンティシズム。           

「自分の思い込みで完成した姿を限定してしまうと、それって結局は、自分が持っているいちばん豊かな資源から自分を切り離してしまうことになる。」と、このアルバムについて、ジョー・ヘンリーが語っている。

僕も、「自分の意図から作る物を解放させる」、そんな仕事が出来るといいなと思う今日このごろ。

しかし「豊かな資源」という物がそもそも備わっているのか、それは知らぬが仏ということか。


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